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体験型講座1 [授業づくりネットワーク2011in福岡]

開催要項・申込はこちら

■8月10日(水)
13:30〜16:00 体験型講座1「アクティビティー+ファシリテーションを学ぼう!」
 いま元気のある「体験型学習」の中から、小学校・中学校で使いやすいアクティビティーを5つ、選びました。まずは講師によるアクティビティーを120分間、たっぷりと体験していただきます。その後、進行役の司会により30分間、アクティビティーを支えていたファシリテーションの技をふり返ります。活動型の授業の進め方について、講師・進行役と一緒に学んでいきましょう。

A:学習ゲーム
 国語科の学習ゲームをワークショップ形式で行いながら紹介します。学習ゲームは、教師側が持っている正しい何かを伝えるという授業ではありません。ゲームという体験を通して、学習者が学ぶ授業です。参加者同士の対話の中から多くの気づきや学びが生まれることを体験してほしいと思います。

 講師:神吉満(福岡・北九州市立今町小学校)
 「九州青年塾」所属。菊池省三氏の主宰する道場にも参加し、よりよい授業づくり・安心感のある学級づくりをめざして日々、研鑽に励んでいる。ブログ「小学校教師神吉満の徒然日記」。共著『小学校国語の学習ゲーム集』(学事出版)『ゲームで身につく学習スキル 小学校』(図書文化社)

 進行:中村健一(山口・岩国市立平田小学校)
 「お笑い教師同盟」所属。「お笑い」や「フォロー」だけでなく、「クイズ」に関する書籍も次々と刊行している。著書『歴史壁面クイズで楽しく学ぼう2 鎌倉時代〜江戸時代』、編著『子どもの表現力を磨く おもしろ国語道場』(いずれも黎明書房)

B:読書へのアニマシオン
 講座ではアニマシオンの理論について、20〜30分学んだ後、二つの作戦を体験します。参加されるみなさんには、あらかじめ『バレエをおどりたかった馬』(H・ストルテンベルグ/作 菱木晃子/訳 さとうあや/絵 福音館書店)を読んできていただき、当日お持ちくださいますよう、お願いします。もう一冊の絵本は、こちらで用意します。どんな本を読むかは、当日のお楽しみです。読書をきっかけに、参加者のみなさんと関われることを楽しみにしています。

 講師:小田孝子(福岡・公共図書館司書)
 福岡市・行橋市の小学校図書館司書として勤務しながら、放送大学大学院において修士論文「読書へのアニマシオンの教育効果」をまとめる。現在は九州大学大学院において、図書館における様々なサービスなどについて研究している。

 進行:小林浩一(東京・IT企業)
 東京都公立中学・高校の非常勤講師を経て、IT企業のサポートデスクに勤務。企業転職後も「日本アニマシオン協会」のワークショップに参加するなど、国語教育を中心に「企業の視点」で研究を続けている。「多摩いきいき就労ネットワーク」事務局。

C:ドラマの手法を用いた学習
 想像上の空間の中で何かになって動くという学習方法(ドラマ)は、実感にもとづいた思考を促し、また、アイディアの可視化を通して、子ども同士のかかわり合いを刺激します。本講座では、ドラマの手法を授業でどのように用いることができるか、物語教材を用いた活動の体験を通して考えます。

 講師:渡辺貴裕(帝塚山大学)
 帝塚山大学現代生活学部こども学科において「教育方法論」「教育課程論」「こどもと演劇」などを担当。演劇的活動を用いた学習について主に研究を進めている。雑誌『演劇と教育』での連載「授業で活かす 演劇的活動のチカラ」に対して、「日本演劇教育連盟」より第50回演劇教育賞を受賞。ホームページ「渡辺貴裕の研究室」。共著『時代を拓いた教師たちⅡ』(日本標準)『よくわかる授業論』(ミネルヴァ書房)

 進行:上條晴夫(東北福祉大学)
 「授業づくりネットワーク」理事長。20代の青年教師時代から、竹内敏晴氏の「からだとことばのレッスン」や小池タミ子氏の「劇あそびの会」に参加。本誌『授業づくりネットワーク』特集でも、渡部淳氏(2008年2月号・2011年秋号)、平田オリザ氏(2009年10月号)、蓮行氏(2011年2月号)にインタビューするなど、「ドラマ」に大きな関心を寄せている。共著『小学校朗読・群読テキストBEST50』(民衆社)

D:教室ディベート
 ディベートの準備と試合を体験していただく講座です。ディベート、コミュニケーション、能力開発、ファシリテーションなどについてお話しさせていただいた後、授業形式でディベートに取り組みます。ディベートと基礎学力・各学科目・社会力等との関係についても理解を深めていきたいと思います。みなさんとの出会いを楽しみにしています。

 講師:池田賢治(福岡工業大学)
 「全国教室ディベート連盟」理事。九州支部副支部長として、大会・講座の企画運営をし、全国大会等で審判を担当。「日本ディベート協会」九州支部でも大会の審判・企画運営を担当。言語・非言語による効果的なコミュニケーションについての研究を行う。特にディベートに焦点をあて、様々な能力との関連性の分析を試みている。共著『社会環境学への招待』(ミネルヴァ書房 第7章「環境政策とコミュニケーション」)

 進行:池内清(聖学院小学校)
 小学校において教室ディベートを行った先駆的な実践家。小学生向きの指導ビデオやワークシートは、中・高生や大人を対象としたディベートでも参考にされている。著書『小学校 はじめてのディベート授業』『小学校 ディベート授業が楽々できるワークシート』(いずれも学事出版)

E:開発教育
 身近なモノを使って教材化するヒントを共有できるワークショップです。今回は特に「ケータイ電話」を取り上げます。「今や多くの人にとって欠かすことのできない存在になっている「ケータイ電話」。その身近な「ケータイ電話」を切り口に、私たちの消費と世界とのつながり、今後の私たちの生活を考えます。また、「ケータイ電話」を教材化することによって、どんな気づきや学びを創造できるのかについても、共に考えましょう。

 講師:山中信幸(兵庫・柳学園中学高等学校)
 「開発教育研究会」運営委員。「地球的諸課題を参加型で学ぶ」セミナーを年に6回、開催している。また、「開発教育協会」「JICA兵庫」「難民事業本部」などのセミナーにおいても、開発教育に関わる講座を数多く担当している。共著『身近なことから世界と私を考える授業』(明石書店)

 進行:蔵満逸司(鹿児島・南さつま市立加世田小学校)
 メールマガジン「MM小学」編集長。1999年、当時としては珍しかった教育系のメールマガジンを創刊し、現在も発行中。著書に『授業のツボがよくわかる算数の授業技術 高学年』(学事出版)など。最新刊は『小学校1・2・3年の楽しい学級通信のアイデア48』(黎明書房)

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